正答2
解説
正解は2です。
ウイルス性肝炎の型ごとの特徴(慢性化・予防・検査)と、慢性肝炎の生活指導を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× A型肝炎は経口感染する急性肝炎で、慢性化することはありません。
慢性化率が約20%というのは誤りです。
2:○ B型肝炎ワクチンはHBs抗原を用いたワクチンで、接種によりHBs抗体ができて感染を予防できます。
医療従事者や乳児に接種が行われており、正しいです。
3:× C型肝炎のキャリアの判定は、HCV抗体の陽性と、血液中のHCV-RNA(ウイルスの遺伝子)の検出で行います。
抗原の陽性を基本とするのではないため、誤りとされます。
4:× 我が国の慢性肝炎の原因ウイルスで最も多いのは、B型ではなくC型です。
5:× 慢性肝炎では、急性増悪期を過ぎれば過度な安静は不要です。
むしろ適度な運動が勧められ、運動制限を続ける必要はありません。
【ポイント】
A型・E型は経口感染で慢性化せず、B型・C型は血液感染で慢性化します。
C型肝炎は慢性化しやすく、肝硬変や肝細胞癌の主要な原因です。