正答2
解説
正解は2です。
随意運動は、大脳皮質の運動野に加え、小脳や大脳基底核が協調して制御しています。
選択肢の中から、運動の制御回路に含まれる部位を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 海馬は大脳辺縁系の一部で、新しい記憶の形成に関わります。
随意運動の制御には直接関与しません。
2:○ 歯状核は小脳の深部にある最大の小脳核です。
小脳半球からの出力を視床を介して大脳の運動野へ送り、随意運動の計画や協調に関与します。
3:× 松果体はメラトニンを分泌し、睡眠と覚醒のリズム(概日リズム)の調節に関わります。
随意運動の制御には関与しません。
4:× 青斑核は橋にあるノルアドレナリン神経の起始核で、覚醒や注意の調節に関わります。
随意運動を直接制御する部位ではありません。
5:× 扁桃体は大脳辺縁系の一部で、恐怖などの情動の処理に関わります。
随意運動の制御には関与しません。
【ポイント】
小脳の出力は「歯状核・視床・大脳皮質運動野」という経路で随意運動を調整します。
小脳の障害では、測定障害や企図振戦などの運動失調が生じます。