正答3
解説
正解は3です。
運動したときの循環・代謝・腎臓の反応を問う問題です。
運動中は交感神経が高まり、働く筋や心臓に血流とエネルギーが集中します。
【選択肢別解説】
1:× 冠血流は低下ではなく増加します。
心拍数と心収縮力が増えて心筋の酸素需要が高まるため、冠動脈が拡張します。
2:× 腎血流は増加ではなく減少します。
交感神経により腎臓や内臓の血管が収縮し、血液が活動筋へ再配分されます。
3:○ グリコーゲン分解は促進されます。
交感神経やアドレナリン、グルカゴンの働きで、肝臓と筋のグリコーゲンがブドウ糖に分解され、エネルギー源になります。
4:× 尿へのナトリウム排泄は促進ではなく抑制されます。
腎血流の減少やアルドステロンの分泌増加で、ナトリウムと水が体内に保持されます。
5:× 酸素含有量の動静脈較差は減少ではなく増加します。
活動筋が血液からより多くの酸素を取り込むためです。
【ポイント】
酸素摂取量は「心拍出量×動静脈酸素較差」で決まり、運動ではどちらも増加します。
運動時に血流が増えるのは骨格筋・心臓・皮膚、減るのは腎臓や消化管です。