正答4
解説
正解は4です。
変形性膝関節症は、関節軟骨のすり減りから骨の変形が進む退行性の疾患です。
日本では膝の内側が障害される内側型(内反型、O脚)が大部分です。
【選択肢別解説】
1:× 男性より女性に多い疾患です。
中年以降の肥満の女性に多くみられます。
2:× 関節液は淡黄色で透明です。
混濁するのは化膿性関節炎や関節リウマチなどの炎症性の疾患です。
3:× 内側型が多いので、外側を高くする外側楔状足底板が有用な場合が多いです。
内側楔状足底板は内反を強めるので、内側型には用いません。
4:○ 初期には、立ち上がりや歩き始めなど動作の開始時に痛みが出て、動いているうちに軽くなる起動時痛がみられます。
5:× 内側型が多いので、エックス線像では外側ではなく内側の関節裂隙が狭くなる場合が多いです。
【ポイント】
変形性膝関節症の痛みは、起動時痛から始まり、動作時痛、安静時痛へと進みます。
保存療法では、大腿四頭筋の筋力増強と外側楔状足底板が代表的です。