正答3
解説
正解は3です。
GMFCS(粗大運動能力分類システム:Gross Motor Function Classification System)は、脳性麻痺児の移動能力をレベルⅠ〜Ⅴに分類します。
年齢帯ごとに基準があり、本例は2〜4歳の基準で判定します。
【選択肢別解説】
1:× レベルⅠは、歩行補助具を使わずに歩くことが主な移動手段の段階です。
本例は手に持つ移動器具が必要なので当てはまりません。
2:× レベルⅡは、床からつかまり立ちや伝い歩きができ、歩行補助具なしで歩くことが好ましい移動手段の段階です。
本例は器具を使用しているので当てはまりません。
3:○ レベルⅢは、手に持つ移動器具(歩行器や杖)を使って室内を短い距離歩ける段階です。
ロフストランド杖で歩く本例はこれに該当します。
4:× レベルⅣは、座位をとらせてもらえば座れるが、自力の移動は寝返りや腹這いなどに限られる段階です。
本例は器具を使って歩けるので当てはまりません。
5:× レベルⅤは、頭部や体幹の抗重力的な制御が難しく、移動は全面的に介助を要する段階です。
【ポイント】
GMFCS の判定では、どのレベルでも「補助具なしで歩けるか」「手に持つ器具で歩けるか」「自力移動が限られるか」が分かれ目になります。