正答1
解説
正解は1です。
超音波療法の禁忌と、実施できる部位を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 体内の金属は超音波で過度に温まりにくく、金属プレートの固定部位でも超音波療法は実施できます。
体内金属が禁忌となるのは、渦電流で金属が発熱する極超短波などの電磁波による温熱療法です。
2:× 血友病性関節症では、超音波の温熱作用で関節内出血を助長するおそれがあります。
実施は避けます。
3:× 小児の大腿骨下端部には骨端線(成長軟骨板)があり、超音波が成長に影響するおそれがあります。
実施は避けます。
4:× 深部静脈血栓症の部位に超音波を当てると、血栓が遊離して肺塞栓症を起こすおそれがあります。
禁忌です。
5:× 悪性腫瘍の部位では、超音波の作用で腫瘍の増殖や転移を促すおそれがあります。
禁忌です。
【ポイント】
体内金属は、極超短波・超短波では禁忌、超音波では実施可能という対比が頻出です。
骨端線、悪性腫瘍、血栓、眼、妊娠子宮は超音波の代表的な禁忌部位です。