正答1
解説
正解は1です。
水中運動療法では、浮力、静水圧、水の抵抗(動水圧)、温熱などの水の性質を治療に利用します。
【選択肢別解説】
1:○ 静水圧は、水深が深いほど大きく体を外から圧迫します。
下肢の静脈やリンパが押し上げられ、心臓への静脈還流が増大します。
2:× 動水圧(水の抵抗)は、運動速度が速いほど大きくなります。
運動速度に反比例するのではなく、速度とともに増大します。
3:× 水中では、水圧や水の流れが皮膚を常に刺激しています。
そのため皮膚からの感覚フィードバックはむしろ受けやすくなります。
4:× 水は空気よりも熱を伝えやすいため、水中では体の熱が奪われやすくなります。
熱喪失量は空気中より大きくなります。
5:× 静水圧は胸郭を外から圧迫するため、胸郭を広げる吸気時に抵抗として働きます。
呼気時には、胸郭が縮む動きをむしろ助けます。
【ポイント】
静水圧は静脈還流を増やし、吸気の抵抗になります。
浮力は荷重を減らし、動水圧は速く動くほど大きな抵抗になる、と整理しましょう。