正答2
解説
正解は2です。
脊髄の位置・外形・内部構造についての基本的な解剖を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 成人の脊髄の下端は、第1〜第2腰椎の高さにあります。
第5腰椎までは届かず、それより下には馬尾が続きます。
2:○ 後根は感覚性の神経線維の束で、椎間孔の近くで膨らみをつくります。
この膨らみが脊髄神経節(後根神経節)で、感覚ニューロンの細胞体が集まっています。
3:× 終糸は脊髄円錐の先端から伸びる細い糸状の構造です。
尾骨の前面ではなく、尾骨の後面に付着します。
4:× 脊髄の中心管の周囲には灰白質があり、H字形に見えます。
白質はその外側を取り囲んでいます。
5:× 脊髄円錐は、脊髄の下端が円錐形に細くなった部分です。
脳と脊髄の移行部は、大後頭孔の高さで延髄から脊髄へ移る部分です。
【ポイント】
脊髄は「中が灰白質、外が白質」で、大脳とは逆の配置です。
腰椎穿刺は脊髄を傷つけないよう、第3〜第4腰椎間などで行います。