正答1・4・5
解説
本問は採点除外(公式で1と4と5のいずれも正解とされた問題)です。
本試験では、1つを選ぶ問題として出題されました。
厚生労働省は「複数の正解があるため」として、1・4・5のいずれを選んでも正解として採点しました。
選択肢の感染症の病原体が、細菌かウイルスかを区別する問題です。
スピロヘータやクラミジアも細菌に含まれるため、細菌感染症が3つあります。
【選択肢別解説】
1:○ 梅毒は、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマによる感染症です。
スピロヘータは細菌に分類されます。
2:× 痘瘡(天然痘)は痘瘡ウイルスによる感染症です。
細菌ではなく、1980年にWHOが根絶を宣言しています。
3:× 風疹は風疹ウイルスによる感染症です。
細菌ではありません。
4:○ 猩紅熱は、A群β溶血性レンサ球菌が産生する毒素による感染症です。
発熱・全身の発疹・イチゴ舌がみられます。
5:○ トラコーマは、細菌の一種であるクラミジア・トラコマティスによる結膜の感染症です。
慢性化すると角膜が混濁し、失明の原因になります。
【ポイント】
クラミジア、リケッチア、スピロヘータ、マイコプラズマはいずれも細菌に含まれます。
痘瘡・風疹・麻疹・水痘はウイルスによる感染症です。