カーシェアビジネスをビジネスモデルキャンバスに当てはめた。
bに該当するものはどれか。
なお,選択肢1~4はa~dのいずれかに該当する。
〔カーシェアビジネス〕
・カーディーラーから車両を調達し,維持・メンテナンスしながら,その車両を提携駐車場に保管・準備する。
・必要なときだけ車両を使いたい人が登録する会員制度を構築し,会員から月会費を徴収する。
・会員向けのWebサイトで,会員に使いたい車両や利用時間などを予約してもらい,会員に対して車両の時間貸しを行い,利用料を徴収する。
正答3
解説
正解は3です。
ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルを九つの要素に分けて1枚の図に整理する手法です。
図では、KP(パートナー)にカーディーラーと提携駐車場が入っています。
KA(主要活動)には維持・メンテナンス、CR(顧客との関係)には会員制度が入っています。
CH(チャネル)にはWebサイト、C$(コスト構造)には調達・維持・メンテナンス費用と駐車場代が入っています。
空欄はKR(主要リソース)のa、VP(価値提案)のb、CS(顧客セグメント)のc、R$(収益の流れ)のdで、bは顧客に提供する価値に当たります。
【選択肢別解説】
1:× 月会費と利用料は、事業の収入源なので、R$(収益の流れ)のdに当たります。
顧客に提供する価値ではありません。
2:× 車両は、事業を行うために必要な主要な資源なので、KR(主要リソース)のaに当たります。
顧客は車両そのものを買うのではないので、価値提案ではありません。
3:○ 必要なときだけ車両を時間単位で借りられることが、このビジネスが顧客に提供する価値です。
したがって、車両の時間貸しはVP(価値提案)のbに当たります。
4:× 必要なときだけ車両を使いたい人は、このビジネスの対象となる顧客なので、CS(顧客セグメント)のcに当たります。
【ポイント】
ビジネスモデルキャンバスの中央にあるVP(価値提案)は、「顧客のどんな課題を解決するか」を表す要素です。
左側に価値を作る仕組み、右側に価値を届ける仕組み、下側にお金の流れを配置すると覚えましょう。