正答3
解説
正解は3です。
VPN(Virtual Private Network)で使われるプロトコルが、OSI基本参照モデルのどの層で動作するかが問われています。
図には、上位層(アプリケーション層)から下位層(物理層)の向きに、三つのプロトコルを積み重ねたA〜Dの4通りの並びが示されています。
【選択肢別解説】
1:× 図のAは、上からIPsec、L2TP、TLSの順です。
TLSは三つの中で最も上位の層で動作するので、最下段に置くのは誤りです。
2:× 図のBは、上からIPsec、TLS、L2TPの順です。
IPsecはネットワーク層で、トランスポート層より上で動作するTLSより下位にあるので、順序が逆です。
3:○ 図のCは、上からTLS、IPsec、L2TPの順です。
TLS(Transport Layer Security)はトランスポート層の上で動作します。
IPsecはネットワーク層、L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)はデータリンク層で動作するので、この順序が正しい位置関係です。
4:× 図のDは、上からTLS、L2TP、IPsecの順です。
L2TPはデータリンク層のフレームを運ぶプロトコルで、ネットワーク層のIPsecより下位に位置するので、IPsecとの順序が逆です。
【ポイント】
L2TPは名前のとおりレイヤ2(データリンク層)、IPsecはIP層(ネットワーク層)、TLSはトランスポート層とアプリケーション層の間で動作します。
L2TP自体には暗号化機能がないため、IPsecと組み合わせたL2TP/IPsecとして使われます。