正答1
解説
正解は1です。
デシジョンツリーで、新規システム開発の枝の期待金額価値(EMV:Expected Monetary Value)を求める問題です。
図では、新規システム開発(投資額50億円)の先に機会ノードがあり、需要が大きい確率が60%、小さい確率が40%と示されています。
需要が大きい場合は収益80億円から投資額50億円を引いた30億円、小さい場合は収益40億円から50億円を引いた-10億円が、それぞれの終点の金額です。
【計算】
EMVは、各結果の金額に発生確率を掛けて合計した値です。
需要が大きい場合は 30億円×0.6=18億円です。
需要が小さい場合は -10億円×0.4=-4億円です。
EMVは 18億円+(-4億円)=14億円です。
【選択肢別解説】
1:○ 投資額を差し引いた金額に確率を掛けて合計すると、14億円になります。
2:× 20億円は、30億円と-10億円を確率で重み付けせずに単純に足した値です。
3:× 26億円は計算結果と一致しません。
確率と金額の組合せを正しく掛け合わせる必要があります。
4:× 64億円は、収益80億円と40億円に確率を掛けて合計した値で、投資額50億円を差し引いていません。
【ポイント】
なお、既存システム改修のEMVは 20億円×0.6+0億円×0.4=12億円です。
したがって、EMVで比べると新規システム開発の方が有利と判断できます。