IPv4のアドレス割当てを行う際に,クラスA〜Cといった区分にとらわれずに,ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り,IPアドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式はどれか。
正答1
解説
正解は1です。
IPv4アドレスを、クラスA〜Cの固定的な区切りにとらわれずに割り当てる方式を問う問題です。
クラス方式では、ネットワーク部の長さが8・16・24ビットに固定されるため、アドレスに無駄が生じやすいという問題がありました。
【選択肢別解説】
1:○ CIDR(Classless Inter-Domain Routing)は、ネットワーク部とホスト部の境界を任意のビット位置で区切る方式です。
「192.168.1.0/26」のようにプレフィックス長で表し、アドレスを無駄なく割り当てられます。
2:× DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、端末にIPアドレスなどのネットワーク設定を自動的に割り当てるプロトコルです。
アドレス空間の区切り方を決めるものではありません。
3:× DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスを対応付ける名前解決の仕組みです。
4:× NAPT(Network Address Port Translation)は、プライベートIPアドレスとポート番号の組をグローバルIPアドレスに変換し、1つのアドレスを複数の端末で共用する技術です。
【ポイント】
CIDRは経路集約(複数のネットワークを1つの経路情報にまとめること)にも使われ、ルーティング表を小さくできます。