正答4
解説
正解は4です。
著作権法では、プログラムの著作物について、利用者が自分のコンピュータで使うために必要な範囲での複製や改変を認めています。
業務で使う場合の複製や配布、海賊版の利用などがどう扱われるかを区別できるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 海賊版であることを知りながら入手したプログラムを業務で使用することは、著作権法で著作権の侵害とみなされる行為です。
違法な複製物と知って取得した場合は、使用しただけでも侵害になります。
2:× 購入したプログラムを複製して各部門に配布することは、使用のために必要な範囲を超えた複製です。
権利者の許諾がなければ複製権の侵害になります。
社内教育用であっても、業務での利用は私的使用のための複製には当たりません。
3:× 職務著作のプログラムは、一定の条件を満たせば、作成した担当者ではなく会社などの法人が著作者になります。
担当者が独断で複製して他社に貸与することは、会社の権利を侵害する行為です。
4:○ プログラムの複製物の所有者は、コンピュータで利用するために必要な限度で、そのプログラムを改変できます。
処理速度を上げるために購入したプログラムを改変することは、この範囲に含まれるので適法です。
【ポイント】
プログラムの複製物の所有者に認められるのは、バックアップのための複製や、自分のコンピュータで効率よく使うための改変など、「利用に必要な限度」の行為です。
同じ改変でも、他人に配布するために行えば適法とはいえません。