正答4
解説
正解は4です。
CPS(Cyber-Physical System:サイバーフィジカルシステム)は、現実世界(フィジカル空間)のデータをセンサーなどで集め、仮想世界(サイバー空間)で分析・シミュレーションし、その結果を現実世界に役立てる仕組みです。
【選択肢別解説】
1:× 仮想化したシステム資源を用意し、業務に合わせて規模や構成をソフトウェアで設定するのは、SDI(Software-Defined Infrastructure)などのインフラ仮想化の説明です。
現実世界のデータを仮想世界で再現するものではありません。
2:× 機器を貸し出し、センサーで検知した使用状況に応じて利用料金を徴収するのは、IoT(Internet of Things)を使った従量課金型のビジネスモデルの例です。
現実世界を仮想世界に再現してシミュレーションするものではありません。
3:× 処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ、クライアントは最小限の機能だけにするのは、シンクライアントやデスクトップ仮想化(VDI)の説明です。
CPSとは異なります。
4:○ 現実の都市の構造や活動のデータから仮想世界を構築し、災害の発生や時間軸を操作してシミュレーションを行うのは、CPSの活用例です。
現実世界では試せないことを仮想世界で確かめられます。
【ポイント】
現実世界のものを仮想空間に双子のように再現する技術はデジタルツインと呼ばれ、CPSの代表的な実現方法です。
「現実のデータ収集、仮想空間での分析、現実へのフィードバック」という循環がCPSの特徴です。