正答1
解説
正解は1です。
JIS X 9303-1:2006は、アイコンが備えるべき特性として、習得性、判読性、認識性、識別性などを定義しています。
このうち習得性(learnability)は、アイコンが表す機能を一度理解した後に、どれだけ容易に思い出せるかを示す特性です。
【選択肢別解説】
1:○ アイコンが表すシステム機能を理解した後で、どれだけ容易に思い出せるかを示すのが習得性です。
一度覚えた意味を忘れずにいられるかという、学習のしやすさに関する特性です。
2:× アイコンの図柄の細部をどれだけ容易に区別できるかを示すのは、判読性(legibility)です。
図柄そのものの見やすさに関する特性で、習得性ではありません。
3:× 同じか似たアイコンによる以前の経験に基づいて、どれだけ容易に識別できるかを示すのは、認識性(recognisability)です。
過去の経験によるわかりやすさの特性で、理解した後に思い出せるかを示す習得性とは異なります。
4:× 空間的、時間的又は文脈的に近くに表示された別のアイコンから、どれだけ容易に区別できるかを示すのは、識別性(discriminability)です。
周囲のアイコンとの見分けやすさの特性で、習得性ではありません。
【ポイント】
習得性は「理解した後に思い出せるか」、判読性は「図柄の細部を見分けられるか」です。
認識性は「以前の経験から識別できるか」、識別性は「近くの別のアイコンと区別できるか」と整理します。