正答2
解説
正解は2です。
スケールアウトは、サーバの台数を増やして処理を分散させ、システム全体の性能を高める方法です。
これに対してスケールアップは、CPUやメモリを強化して1台の性能を高める方法です。
【選択肢別解説】
1:× 並列処理が困難な一連の大きな処理は、台数を増やしても分担できません。
このようなシステムには、1台の性能を高めるスケールアップが適しています。
2:○ 参照系のトランザクションは、データを書き換えないので、サーバ間で整合性を取る負担がほとんどありません。
すでに複数のサーバで分散処理しているので、台数を増やすだけで処理能力を高められ、スケールアウトに適しています。
3:× データを追加するトランザクションが多く、整合性を取るためのオーバーヘッドを小さくしたいシステムでは、台数を増やすとサーバ間の整合性確保の負担が増えます。
そのため、スケールアウトには適しません。
4:× 複数配置したマスターデータベースを更新するたびに整合性を保つ必要があるシステムでは、台数を増やすほど同期の負担が大きくなります。
そのため、スケールアウトには適しません。
【ポイント】
スケールアウトは「分割しやすい処理」「参照中心の処理」に向き、Webサーバの負荷分散が典型例です。
更新が多く整合性の維持が重い処理は、スケールアップの方が向いています。