正答1
解説
正解は1です。
ホットスタンバイは、待機系をいつでも処理を引き継げる状態で動かしておき、現用系の障害時に自動で切り替える方式です。
切替えの契機には、現用系が動作中であることを定期的に知らせるハートビート(生存確認メッセージ)がよく使われます。
【選択肢別解説】
1:○ 現用系が定期的に送る動作中のメッセージが途切れたことで、待機系は現用系の障害を検知できます。
人手を介さず素早く切り替えられるので、最も適切な契機です。
2:× オペレータが障害に気付いてから手で操作する方法では、切替えまでに時間がかかります。
自動で即座に切り替えるホットスタンバイの契機としては適切ではありません。
3:× 現用系にたまった処理の残量は負荷の大きさを示すもので、障害の発生を示すものではありません。
残量の増加を理由に切り替えるのは、障害時の切替えとして適切ではありません。
4:× 待機系から現用系に診断プログラムを送り込んで実行させる方法では、現用系が停止していると診断プログラム自体が動きません。
障害を確実に検知できないため、切替えの契機として適切ではありません。
【ポイント】
ホットスタンバイは待機系が起動済みで切替えが速く、コールドスタンバイは待機系が停止しているため切替えに時間がかかります。
ハートビートによる死活監視は、クラスタ構成の基本的な仕組みです。