“情報システム・モデル取引・契約書<第二版>”によれば,ウォーターフォールモデルによるシステム開発において,ユーザ(取得者)とベンダ(供給者)間で請負型の契約が適切であるとされるフェーズはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
「情報システム・モデル取引・契約書<第二版>」で、請負型の契約が適切とされるフェーズの範囲を選ぶ問題です。
選択肢1〜4は、図の矢印ア〜エにそれぞれ対応します。
図には、システム化計画、要件定義、システム外部設計、システム内部設計、ソフトウェア設計・プログラミング・ソフトウェアテスト、システム結合、システムテスト、受入・導入支援の8つのフェーズが並んでいます。
請負契約は、成果物の完成を約束する契約なので、作るものが具体的に決まった段階に向いています。
【選択肢別解説】
1:× 選択肢1(図の矢印ア)はシステム化計画から受入・導入支援まで全体を含みます。
システム化計画や要件定義はユーザの業務に深く関わり、成果物を事前に確定しにくいので、準委任型が適切とされます。
2:× 選択肢2(図の矢印イ)は要件定義から受入・導入支援までを含みます。
要件定義は準委任型が適切とされ、受入・導入支援も主にユーザ側の作業を支援するものなので準委任型が適切とされます。
3:× 選択肢3(図の矢印ウ)は要件定義からシステム結合までを含みます。
要件定義が入っている点が誤りで、要件定義は準委任型が適切とされます。
4:○ 選択肢4(図の矢印エ)はシステム内部設計からシステム結合までの範囲です。
この範囲は作るべきものが仕様として確定しているので、請負型が適切とされます。
【ポイント】
モデル契約では、要件定義までは準委任型、システム外部設計とシステムテストは準委任型か請負型を選べるとされています。
システム内部設計からシステム結合までが請負型です。