正答3
解説
正解は3です。
この問題は不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な対応)です。
システム監査基準(平成30年)では、監査の指摘事項に対する改善は、監査対象部門が責任をもって行います。
システム監査人は独立した立場から、改善の状況を確認(フォローアップ)します。
【選択肢別解説】
1:× 経営者が指摘事項に関するリスクを受容した場合、監査対象部門が改善を行わないことはあり得ます。
リスクへの対応を決めるのは経営者であり、その判断に基づく対応なので不適切ではありません。
2:× 監査対象部門が、自発的に指摘事項への改善に着手することは望ましい対応です。
改善の実施責任は監査対象部門にあるので、適切な対応です。
3:○ システム監査人が改善計画を作成することは不適切です。
改善計画は監査対象部門が作成するもので、監査人が作成すると自らの作った計画を監査することになり、独立性と客観性が損なわれます。
4:× システム監査人が改善の実施状況を確認するのは、フォローアップとして適切な対応です。
監査人は改善の実施そのものではなく、その状況の確認を行います。
【ポイント】
システム監査人は「改善提案」と「フォローアップ」を行い、「改善計画の作成と実施」は監査対象部門が行います。
監査人が当事者にならないことが、独立性を保つうえで重要です。