正答3
解説
正解は3です。
この問題は、IoTデバイスの耐タンパ性を高める技術とその効果を問うています。
耐タンパ性とは、装置を分解したり内部を解析したりする攻撃に対して、内部の秘密情報を守る性質です。
【選択肢別解説】
1:× 負荷の小さい暗号化方式で通信経路の情報漏えいを防ぐのは、通信の機密性を確保する対策です。
装置内部の解析を防ぐ耐タンパ性とは対象が異なります。
2:× GPSで紛失時の位置を検知して捜索するのは、紛失・盗難への対策です。
内部の秘密情報を解析から守る耐タンパ性の技術ではありません。
3:○ ケースが開けられたことを光の検知で捉え、内蔵メモリの秘密情報を消去する仕組みです。
分解による解析を試みられたときに秘密情報を守れるので、耐タンパ性の実装技術に当たります。
4:× メモリカードを予備機に差し替えて復旧するのは、故障時の可用性を確保する対策です。
内部の解析を防ぐ耐タンパ性とは目的が異なります。
【ポイント】
耐タンパ性の技術には、開封検知による情報消去、内部データの暗号化、解析しにくいチップ構造などがあります。
ICカードやHSM(Hardware Security Module)でも重視される性質です。