音声を標本化周波数10kHz,量子化ビット数16ビットで4秒間サンプリングして音声データを取得した。
この音声データを,圧縮率1/4のADPCMを用いて圧縮した場合のデータ量は何kバイトか。
ここで,1kバイトは1,000バイトとする。
正答2
解説
正解は2です。
音声データの量は、1秒間の標本化回数、1回の量子化ビット数、時間を掛けて求めます。
圧縮後のデータ量は、それに圧縮率を掛けます。
【計算】
標本化周波数10kHzは、1秒間に10,000回標本化することです。
圧縮前のデータ量は、10,000回/秒×16ビット×4秒=640,000ビットです。
バイトに直すと、640,000÷8=80,000バイト=80kバイトです。
圧縮後は、80kバイト×1/4=20kバイトです。
【選択肢別解説】
1:× 10kバイトは、圧縮率を1/8で計算した値です。
圧縮率は1/4なので誤りです。
2:○ 圧縮前80kバイトを1/4に圧縮して、20kバイトになります。
3:× 80kバイトは圧縮前のデータ量です。
ADPCMでの圧縮を反映していません。
4:× 160kバイトは圧縮前の80kバイトの2倍です。
圧縮すればデータ量は減るはずなので、明らかに誤りです。
【ポイント】
データ量=標本化周波数×量子化ビット数×時間(×チャネル数)が基本式です。
ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)は、隣り合う標本の差分を符号化して圧縮する方式です。