正答2
解説
正解は2です。
この問題は、OpenFlowを使ったSDN(Software-Defined Networking)の説明を選ぶものです。
SDNは、ネットワーク機器の制御機能をソフトウェアに集約し、ネットワーク全体を一元的に管理する考え方です。
OpenFlowは、そのソフトウェア(コントローラ)とネットワーク機器(スイッチ)の間でやり取りするための標準的なプロトコルです。
【選択肢別解説】
1:× 1台の物理サーバ内の仮想サーバどうしが、ソフトウェアで作った仮想スイッチを経由して通信する方式の説明です。
サーバ仮想化での通信の仕組みであり、ネットワーク全体を集中制御するSDNとは異なります。
2:○ データを転送する機能(データプレーン)をネットワーク機器に残し、経路の決定などの制御機能(コントロールプレーン)をソフトウェアのコントローラに分離して集中的に制御・管理するのがSDNです。
OpenFlowでは、コントローラがスイッチに転送ルールを設定します。
3:× プロトコルの文法を形式言語で厳密に定義する規格は、プロトコルの形式記述技法に関する説明です。
ネットワーク機器の制御方法であるSDNとは関係がありません。
4:× ルータやスイッチ内部のソフトウェアをOSS(Open Source Software)で実現する方式の説明です。
機器の中のソフトウェアを置き換えるだけでは、制御と転送の分離や集中制御にはなりません。
【ポイント】
SDNのキーワードは「制御と転送の分離」と「集中制御」です。
OpenFlowスイッチは、コントローラから受け取ったフローテーブルに従ってパケットを転送します。