正答4
解説
正解は4です。
浸透価格戦略(ペネトレーション・プライシング)は、新製品の発売時に価格を低く設定して、早く市場に浸透させる価格戦略です。
高い価格で発売して早く投資を回収する上澄み吸収価格戦略(スキミング・プライシング)と対になる考え方です。
【選択肢別解説】
1:× 売上をできるだけ維持しながらコストを徐々に下げ、短期的なキャッシュフローを増やすのは、収穫戦略です。
成熟した事業や撤退を考える事業で採られます。
2:× 事業を分社化して売却し、投下資金を回収するのは、事業の売却による撤退戦略です。
価格戦略ではありません。
3:× 新規事業へ進出して企業の成長と利益の増大を図るのは、多角化戦略です。
価格の設定に関する戦略ではありません。
4:○ 低価格と積極的なプロモーションによって多くの顧客を獲得し、新製品のマーケットシェアを早く高めます。
これが浸透価格戦略です。
【ポイント】
浸透価格戦略は、量産効果でコストが下がりやすい製品や、競合の参入が予想される市場に向いています。
上澄み吸収価格戦略は、新規性が高く、高くても買う顧客がいる製品に向いています。