クラウドのサービスモデルをNISTの定義に従ってIaaS,PaaS,SaaSに分類したとき,パブリッククラウドサービスの利用企業が行うシステム管理作業において,PaaSとSaaSでは実施できないが,IaaSでは実施できるものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
クラウドのサービスモデル(NISTの定義)で、利用企業がIaaSでだけ実施できる管理作業を問う問題です。
IaaSでは利用者がOSから上を管理し、PaaSではアプリケーションを、SaaSでは一部の設定だけを管理します。
【選択肢別解説】
1:× アプリケーションの利用者ID管理は、SaaSでも利用企業が行うのが一般的です。
IaaSでだけ実施できる作業ではありません。
2:× アプリケーションログの取得と分析は、自らアプリケーションを配置するPaaSでも実施できます。
3:○ 仮想サーバのゲストOSを管理できるのは、OSの管理を利用者に任せるIaaSだけです。
PaaSやSaaSではOSを事業者が管理するので、利用企業は設定できません。
4:× ハイパバイザは、IaaS、PaaS、SaaSのいずれでもクラウド事業者が管理します。
利用企業はどのモデルでも設定できません。
【ポイント】
IaaSはインフラ、PaaSはOSやミドルウェアなどのプラットフォーム、SaaSはアプリケーションまでを事業者が提供します。
事業者の提供範囲が広がるほど、利用者が管理できる範囲は狭くなります。