修了試験 2026-06-14実施分 基本情報技術者試験 問12
Webアプリケーションサーバとデータベース(DB)サーバで構成されるWebシステムにおいて,ピーク時のリクエスト数が現状の2倍に増加する場合,Webシステム全体で追加が必要となるCPU数は少なくとも幾つか。 ここで,1回のリクエストは必ず1回のデータベース処理が実行されるものとする。 〔Webシステムの現状〕 (1) WebアプリケーションサーバのCPU数は1,DBサーバのCPU数は2である。 (2) 1CPU当たり処理できるリクエスト数は,Webアプリケーションサーバが1秒当たり10リクエスト,DBサーバが1秒当たり5リクエストである。 (3) ピーク時のWebアプリケーションサーバへのリクエスト数は,1時間当たり36,000リクエストである。 (4) WebアプリケーションサーバとDBサーバは,ピーク時のリクエスト数を処理できているが,CPUに余裕はない状況である。 (5) システムのオーバーヘッドなど,その他の条件は考慮しない。
正答3
解説
正解は3です。 各サーバが処理できるリクエスト数を、ピーク時のリクエスト数と比べて、必要なCPU数を求めます。 1回のリクエストで必ず1回のデータベース処理が行われるので、DBサーバにもWebアプリケーションサーバと同じ数のリクエストが届きます。 【計算】 現状のピーク時リクエスト数は、36,000÷3,600秒=10リクエスト/秒です。 現状の処理能力は、Webアプリケーションサーバが10×1CPU=10リクエスト/秒です。 DBサーバは5×2CPU=10リクエスト/秒で、どちらも余裕がありません。 リクエスト数が2倍になると、10×2=20リクエスト/秒です。 Webアプリケーションサーバは20÷10=2CPUが必要で、1CPUの追加です。 DBサーバは20÷5=4CPUが必要で、2CPUの追加です。 追加が必要なCPU数は、1+2=3です。 【選択肢別解説】 1:× 1は、Webアプリケーションサーバの追加分だけを数えた値です。 DBサーバの追加分2CPUが抜けています。 2:× 2は、DBサーバの追加分だけを数えた値です。 Webアプリケーションサーバにも1CPUの追加が必要です。 3:○ Webアプリケーションサーバに1CPU、DBサーバに2CPUを追加する必要があるので、合計3CPUです。 4:× 6は、増強後のシステム全体のCPU数(2+4)です。 問われているのは追加するCPU数なので、現状の3CPUを引く必要があります。 【ポイント】 性能見積りでは、まず単位をそろえる(時間当たりを秒当たりに直す)ことが大切です。 「追加数」か「必要な総数」かを最後に必ず確認しましょう。まとめて解く
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