修了試験 2023-06-11実施分 基本情報技術者試験 問32
内部ネットワークのPCからインターネット上のWebサイトを参照するときに,DMZに設置したVDI (Virtual Desktop Infrastructure) サーバ上のWebブラウザを利用すると,未知のマルウェアがPCにダウンロードされるのを防ぐというセキュリティ上の効果が期待できる。 この効果を生み出すVDIサーバの動作の特徴はどれか。
正答3
解説
正解は3です。 VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ基盤)をWeb閲覧に使うと、なぜマルウェアがPCに届かないのかを問う問題です。 DMZ(非武装地帯)のVDIサーバ上でWebブラウザを動かし、PCにはその画面だけを送るのがポイントです。 【選択肢別解説】 1:× IPsecでカプセル化するのは、通信経路の盗聴や改ざんを防ぐための処理です。 受信したデータそのものはPCに届くので、マルウェアのダウンロードは防げません。 2:× 実行ファイルを削除しても、文書ファイルに埋め込まれたマクロなどは残ります。 データそのものをPCに送る点で、未知のマルウェアを確実には防げません。 3:○ VDIサーバはWebサイトからのデータを自らのブラウザで処理し、生成した画面の画像データだけをPCに送ります。 PCには画面の情報しか届かないので、未知のマルウェアがPCにダウンロードされることはありません。 4:× 不正なコード列を検知する方式は、既知のパターンにしか対応できません。 未知のマルウェアは検知をすり抜けてPCに送られるおそれがあります。 【ポイント】 この方式はWeb分離(インターネット分離)と呼ばれ、画面転送によって内部PCと外部データを切り離します。 「未知のマルウェア」にはパターン照合型の対策が効かない点が、選択肢を絞る手掛かりです。まとめて解く
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