修了試験 2022-07-24実施分 基本情報技術者試験 問22
2入力NAND素子を用いて4入力NAND回路を構成したものはどれか。

正答2
解説
正解は2です。 NANDはANDの結果を反転する素子で、4入力NANDの出力はNOT(A・B・C・D)です。 2入力NANDの2つの入力を1本にまとめると、入力を反転するNOT素子として働きます。 図では、左側の2本の入力線が「コ」の字形の線で1本につながれた素子がNOT素子です。 入力をA、B、C、Dとして、各回路の出力を求めます。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)は、NAND(A,B)とNAND(C,D)の出力を、さらに1つのNANDに入れる回路です。 出力はNOT(NOT(A・B)・NOT(C・D))で、ド・モルガンの法則よりA・B+C・Dになります。 これは4入力NANDではありません。 2:○ 選択肢2(図のイ)は、NAND(A,B)の後ろに入力をまとめたNAND(NOT素子)を置いてA・Bを作ります。 同様にC・Dを作り、最後のNANDに入れるので、出力はNOT(A・B・C・D)です。 これは4入力NANDと同じ働きです。 3:× 選択肢3(図のウ)は、まず4つの入力をそれぞれNOT素子で反転します。 NOT AとNOT BをNANDに入れるとA+Bになり、同様にC+Dができます。 この2つを最後のNANDとNOT素子に通すので、出力は(A+B)・(C+D)です。 4:× 選択肢4(図のエ)も、選択肢3と同様にA+BとC+Dを作ります。 その後それぞれをNOT素子で反転し、NANDに入れるとA+B+C+Dになります。 最後にNOT素子で反転するので、出力はNOT(A+B+C+D)で4入力NORです。 【ポイント】 NANDはすべての論理回路を作れる万能な素子です。 入力をまとめたNANDはNOT、NANDの後ろにNOTを付けるとANDになることを覚えておきましょう。まとめて解く
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