修了試験 2022-06-12実施分 基本情報技術者試験 問80
制御用ソフトウェアの不具合のうち,製造物責任法の対象となるものはどれか。 ここで,制御用ソフトウェアはエレベータの制御装置に組み込まれているものとする。
正答4
解説
正解は4です。 製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥によって人の生命、身体または財産に被害が生じたときに、製造業者などに損害賠償責任を負わせる法律です。 被害者は、製造業者の過失を証明しなくても、製造物に欠陥があったことを示せば賠償を求められます。 ソフトウェア単体は製造物(製造または加工された動産)に当たりませんが、エレベータに組み込まれていれば、エレベータという製造物の欠陥として扱われます。 【選択肢別解説】 1:× 可動部分の交換を早めたという損害は、エレベータそのものにとどまる損害です。 製造物責任法は、欠陥によって製造物以外の生命、身体、財産に被害が出た場合を対象とします。 2:× 出荷前に発見された不具合は、まだ製造物が引き渡されておらず、被害も生じていません。 製造物責任法の対象になるのは、引き渡された製造物の欠陥による被害です。 3:× 待ち時間が長くなるという不具合は、性能や品質の問題であり、生命、身体、財産への被害ではありません。 契約上の責任などで扱う問題で、製造物責任法の対象ではありません。 4:○ 人的被害が出た事故の原因となった不具合は、製造物の欠陥によって人の身体に被害を与えたものです。 製造物責任法の対象になります。 【ポイント】 製造物責任法の対象は「引き渡された製造物の欠陥」による「生命、身体、製造物以外の財産への被害」です。 損害が製造物自体だけにとどまる場合は、対象外です。まとめて解く
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