修了試験 2022-06-12実施分 基本情報技術者試験 問17
送信タスクから受信タスクにバッファを介してT秒間連続してデータを送信する。 1秒当たりの送信量をS,1秒当たりの受信量をRとしたとき,バッファがオーバフローしないバッファサイズLを表す関係式として適切なものはどれか。 ここで,受信タスクよりも送信タスクの方が転送速度は速く,次の転送開始までの時間間隔は十分にあるものとする。 〔図:送信タスク→(S)→バッファ(サイズ:L)→(R)→受信タスク〕
正答4
解説
正解は4です。 送信タスクがバッファへデータを入れる速さがS、受信タスクが取り出す速さがRです。 送信の方が速いので、1秒ごとにS-Rずつバッファにデータがたまっていきます。 T秒間の送信が終わったときのたまり量が最大になり、その量以上のバッファサイズがあればオーバフローしません。 【計算】 1秒当たりにたまる量は S-R です。 T秒間でたまる量は (S-R)×T です。 オーバフローしない条件は、バッファサイズLがこの量以上であることなので、L≧(S-R)×T です。 【選択肢別解説】 1:× L<(R-S)×Tは、R-Sが負になるため右辺が負の値になります。 バッファサイズが負の値より小さいという式は成り立たず、条件として意味をなしません。 2:× L<(S-R)×Tは、バッファがたまり量より小さい状態を表します。 この条件ではデータがあふれてオーバフローします。 3:× L≧(R-S)×Tは、右辺が負になるので、どんなLでも成り立ってしまいます。 たまり量の向きが逆で、正しい条件になっていません。 4:○ L≧(S-R)×Tは、T秒間にたまる最大量以上のバッファを用意することを表します。 この条件を満たせばオーバフローしません。 【ポイント】 バッファの問題は「入る速さ-出る速さ」でたまる速さを求め、時間を掛けて最大量を出します。 問題文に「送信の方が速い」とあるので、S-Rが正であることも手がかりになります。まとめて解く
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