修了試験 2022-01-23実施分 基本情報技術者試験 問77
工場で,ある原料から生産している3種類の製品A, B及びCの単位量当たりの製造時間,原料所要量及び利益額を表に示す。 この工場の月間合計製造時間は最大240時間であり,投入可能な原料は月間150kgである。 このとき,各製品をそれぞれどれだけ作ると最も高い利益が得られるかを求めるのに用いられる手法はどれか。 〔表〕 製品/A|B|C 製造時間(時間)/2|3|1 原料所要量(kg)/2|1|2 利益額(千円)/8|5|5
正答3
解説
正解は3です。 製造時間は月240時間以内、原料は月150kg以内という制約があります。 その範囲で製品A、B、Cの生産量を決め、利益の合計を最大にする問題です。 制約条件と目的(利益)がどちらも生産量の一次式で表せるので、線形計画法を使います。 【選択肢別解説】 1:× 移動平均法は、一定期間のデータの平均を少しずつずらしながら求め、変動をならして傾向をつかむ手法です。 制約の下で最適な生産量を求める手法ではありません。 2:× 最小二乗法は、データとの誤差の二乗和が最小になるように直線などを当てはめる手法です。 回帰分析で使われ、生産量の最適化には使いません。 3:○ 線形計画法は、一次式で表した制約条件の下で、一次式の目的関数を最大または最小にする解を求める手法です。 生産量を決めて利益を最大にするこの問題に適しています。 4:× 定量発注法は、在庫量が発注点を下回ったときに一定量を発注する在庫管理の方式です。 生産量の最適化の手法ではありません。 【ポイント】 例えば制約は2A+3B+C≦240、2A+B+2C≦150、目的は8A+5B+5Cの最大化と表せます。 「限られた資源の配分で利益を最大にする」問題は線形計画法と覚えます。まとめて解く
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