修了試験 2021-01-24実施分 基本情報技術者試験 問54
あるシステムの設計から結合テストまでの作業について,開発工程ごとの見積工数を表1に,開発工程ごとの上級技術者と初級技術者の要員割当てを表2に示す。 上級技術者は,初級技術者に比べて,プログラム作成・単体テストにおいて2倍の生産性を有する。 表1の見積工数は,上級技術者の生産性を基に算出している。 全ての開発工程に対して,上級技術者を1人追加して割り当てると,この作業に要する期間は何か月短縮できるか。 ここで,開発工程の期間は重複させないものとし,要員全員が1か月当たり1人月の工数を投入するものとする。 表1(開発工程|見積工数(人月)) 設計|6/プログラム作成・単体テスト|12/結合テスト|12/合計|30 表2(開発工程|上級技術者(人)|初級技術者(人)) 設計|2|0/プログラム作成・単体テスト|2|2/結合テスト|2|0
正答4
解説
正解は4です。 各工程の期間は「見積工数÷1か月当たりに投入できる工数」で求めます。 見積工数は上級技術者の生産性が基準なので、プログラム作成・単体テストでは初級技術者1人を0.5人分として数えます。 【計算】 追加前の設計の期間は、6人月÷上級2人=3か月です。 追加前のプログラム作成・単体テストの投入工数は、上級2人+初級2人×0.5=3人月/月です。 その期間は、12人月÷3=4か月です。 追加前の結合テストの期間は、12人月÷上級2人=6か月です。 追加前の合計期間は、3+4+6=13か月です。 上級を1人追加した後の設計の期間は、6人月÷3人=2か月です。 追加後のプログラム作成・単体テストの投入工数は、上級3人+初級2人×0.5=4人月/月です。 その期間は、12人月÷4=3か月です。 追加後の結合テストの期間は、12人月÷3人=4か月です。 追加後の合計期間は、2+3+4=9か月です。 短縮できる期間は、13-9=4か月です。 【選択肢別解説】 1:× 1か月は、プログラム作成・単体テスト工程だけの短縮分(4か月から3か月)に相当します。 他の工程の短縮が含まれていません。 2:× 2か月は、結合テスト工程だけの短縮分(6か月から4か月)に相当します。 全工程の合計ではありません。 3:× 3か月では、設計の1か月、プログラム作成・単体テストの1か月、結合テストの2か月のうち、1か月分の短縮が抜けています。 全工程の短縮分を合計すると4か月です。 4:○ 設計で1か月、プログラム作成・単体テストで1か月、結合テストで2か月短縮され、合計4か月短縮できます。 【ポイント】 生産性の異なる要員が混在する場合は、基準となる要員に換算した人数で計算します。 工程が重複しないので、全体の期間は各工程の期間の単純な合計になります。まとめて解く
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