修了試験 2020-06-14実施分 基本情報技術者試験 問67
あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合,表に示すように6種類のケース(A~F)によって異なるコストが掛かる。 このメーカの両製品の生産活動におけるスケールメリットとシナジー効果に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ケース|ビール(万本)|清涼飲料水(万本)|コスト(万円)/A|20|0|1,500/B|40|0|3,300/C|0|10|500/D|0|20|1,100/E|20|10|1,900/F|40|20|4,200
正答2
解説
正解は2です。 表のコストから、スケールメリットとシナジー効果の有無を判断する問題です。 スケールメリット(規模の経済)は、生産量を増やすと単位当たりのコストが下がる効果です。 シナジー効果は、複数の製品を一緒に生産すると、別々に生産するよりコストが下がる効果です。 【計算】 ビールだけの場合、20万本で1,500万円(ケースA)、40万本で3,300万円(ケースB)です。 生産量が2倍になるとコストは2.2倍になり、1本当たりのコストは上がるので、スケールメリットはありません。 清涼飲料水だけの場合、10万本で500万円(ケースC)、20万本で1,100万円(ケースD)です。 こちらも生産量2倍でコストは2.2倍になり、スケールメリットはありません。 ビール20万本と清涼飲料水10万本を別々に作ると、A+C=1,500+500=2,000万円です。 同時に作るケースEは1,900万円なので、100万円安くなります。 ビール40万本と清涼飲料水20万本を別々に作ると、B+D=3,300+1,100=4,400万円です。 同時に作るケースFは4,200万円なので、200万円安くなります。 したがって、シナジー効果はあります。 【選択肢別解説】 1:× 生産量を2倍にするとコストは2倍を超えるので、スケールメリットはありません。 またE、Fで同時生産のほうが安いので、シナジー効果はあります。 どちらの判断も逆です。 2:○ 単独生産で生産量を増やしても単位当たりのコストは下がらないので、スケールメリットはありません。 同時生産では別々の生産よりコストが下がるので、シナジー効果はあります。 3:× シナジー効果はありますが、スケールメリットはありません。 生産量2倍でコストは2.2倍になっています。 4:× スケールメリットはありませんが、シナジー効果はあります。 ケースEとFは、別々に生産した場合より安くなっています。 【ポイント】 スケールメリットは「同じ製品の量を増やしたとき」、シナジー効果は「異なる製品を組み合わせたとき」のコストで判断します。 比較するケースの組合せを正しく選ぶことが解答の鍵です。まとめて解く
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