修了試験 2020-06-14実施分 基本情報技術者試験 問2
集合A,B,Cを使った等式のうち,集合A,B,Cの内容によらず常に成立する等式はどれか。 ここで,∪は和集合,∩は積集合を示す。
正答4
解説
正解は4です。 集合演算の法則のうち、分配法則を問う問題です。 分配法則は (A∪B)∩C=(A∩C)∪(B∩C) と (A∩B)∪C=(A∪C)∩(B∪C) の2つです。 常に成り立たない式は、反例を1つ示せば否定できます。 【選択肢別解説】 1:× 左辺の (A∪B)∩(A∩C) は、A∩C が A∪B に含まれるので A∩C に等しくなります。 A=C={1}、B=空集合とすると、左辺は{1}、右辺は空集合となり一致しません。 2:× 右辺の (A∪C)∩(B∪C) は分配法則により (A∩B)∪C です。 A=B={1}、C=空集合とすると、左辺は空集合、右辺は{1}となり一致しません。 3:× 左辺は A∩(B∪C)、右辺は B∩(A∪C) と整理できます。 A=C={1}、B=空集合とすると、左辺は{1}、右辺は空集合となり一致しません。 4:○ 左辺の (A∩C)∪(B∩C) は、共通のCをくくり出すと (A∪B)∩C になります。 これは分配法則そのもので、A、B、Cの内容によらず常に成り立ちます。 【ポイント】 集合の分配法則は、数の計算の a×c+b×c=(a+b)×c と同じ形で覚えられます。 迷ったときはベン図を描くか、要素が1個だけの小さな集合で反例を探すと速く判定できます。まとめて解く
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