修了試験 2019-07-28実施分 基本情報技術者試験 問34
図はNTPによる時刻合わせの基本的な仕組みを表している。 NTPサーバからの応答には,NTPサーバでの問合せ受信時刻と,応答送信時刻が含まれており,PCは図に示した四つの時刻からサーバ時刻とのずれを計算する。 このとき,PCの内部時計はNTPサーバの時計と比べてどれだけずれているか。 ここで,伝送遅延は問合せと応答で等しいものとする。 また,図中の時刻は,PCとNTPサーバのそれぞれの内部時計の時刻であり,aa:bb:cc.ddddddはaa時bb分cc.dddddd秒(ddddddはマイクロ秒)を表す。 PC問合せ送信時刻:aa:bb:cc.000100 (問合せ) NTPサーバ問合せ受信時刻:aa:bb:cc.000200 NTPサーバ応答送信時刻:aa:bb:cc.000400 (応答:問合せ受信時刻,応答送信時刻を含む) PC応答受信時刻:aa:bb:cc.000900
正答2
解説
正解は2です。 NTP(Network Time Protocol)は、ネットワーク経由で時刻を合わせるプロトコルです。 四つの時刻から伝送遅延を求め、その分を補正して時計のずれを計算します。 以下では、aa:bb:ccの部分を省き、マイクロ秒の部分だけで考えます。 【計算】 PCの送信時刻を100、サーバの受信時刻を200、サーバの送信時刻を400、PCの受信時刻を900とします。 往復にかかった時間は、PC側で900-100=800です。 そのうちサーバ内での処理時間は、400-200=200です。 伝送にかかった時間は往復で800-200=600なので、片道は300です。 PCが送信した時刻100に片道300を足すと、サーバが受信した瞬間のPCの時計は400です。 そのときサーバの時計は200なので、PCは400-200=200マイクロ秒進んでいます。 【選択肢別解説】 1:× 100マイクロ秒は、PCの送信時刻とサーバの受信時刻の差だけを見た値です。 伝送遅延300マイクロ秒を考慮していません。 2:○ 伝送遅延を片道300マイクロ秒として補正すると、PCは200マイクロ秒進んでいます。 3:× 500マイクロ秒は、サーバの送信時刻とPCの受信時刻の差で、遅延の補正をしていません。 4:× 700マイクロ秒は、サーバの受信時刻とPCの受信時刻の差で、遅延の補正をしていません。 【ポイント】 ずれ={(サーバ受信-PC送信)+(サーバ送信-PC受信)}÷2で求めることもできます。 この問題では{100+(-500)}÷2=-200となり、PCが200マイクロ秒進んでいるとわかります。まとめて解く
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