修了試験 2019-06-09実施分 基本情報技術者試験 問21
NAND素子を用いた次の組合せ回路の出力Zを表す式はどれか。 ここで,論理式中の"・"は論理積,"+"は論理和,"X̅"はXの否定を表す。 また,¬( )は括弧内全体の否定を表す。

正答2
解説
正解は2です。 NAND素子だけで組んだ回路の出力を論理式で表す問題です。 NANDは、論理積(AND)の結果を否定する素子です。 図では、左上のNANDの2つの入力はどちらもXにつながっています。 左下のNANDの2つの入力はどちらもYにつながっています。 右側のNANDには、左の2つのNANDの出力が入力され、その出力がZです。 【計算】 左上のNANDの出力は、X・Xの否定です。 X・X=Xなので、出力はX̅になります。 同様に、左下のNANDの出力はY̅になります。 右側のNANDの出力Zは、X̅・Y̅の否定です。 ド・モルガンの法則より、X̅・Y̅の否定=X+Yです。 【選択肢別解説】 1:× X・Yは、論理積です。 X=1、Y=0のとき、この式は0ですが、回路の出力Zは1になります。 2:○ 計算どおり、Z=X+Yです。 入力を両方同じ信号にしたNANDはNOTとして働くため、この回路は論理和(OR)になります。 3:× X・Y全体の否定(NAND)の式です。 X=1、Y=1のとき、この式は0ですが、回路の出力Zは1になります。 4:× X+Y全体の否定(NOR)の式です。 回路の出力X+Yとは、常に逆の値になります。 【ポイント】 NANDの2入力を同じ信号にするとNOTになります。 入力をそれぞれNOTしてからNANDに通すとORになることは、ド・モルガンの法則で確かめられます。まとめて解く
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