修了試験 2018-01-28実施分 基本情報技術者試験 問22
図の論理回路において,S=1,R=1,X=0,Y=1のとき,Sを一旦0にした後,再び1に戻した。 この操作を行った後のX,Yの値はどれか。

正答3
解説
正解は3です。 図の回路は、ANDゲートの出力をNOTゲートで否定しているので、2つのNAND(否定論理積)を組み合わせたものです。 図では、上のANDゲートにSと、Y側から交差して戻る線が入り、その否定がXになります。 下のANDゲートにはRと、X側から交差して戻る線が入り、その否定がYになります。 つまり、X=NOT(S AND Y)、Y=NOT(R AND X)で、出力が互いの入力に戻るフリップフロップ回路です。 【計算】 初期状態はS=1、R=1、X=0、Y=1です。 このとき、X=NOT(1 AND 1)=0、Y=NOT(1 AND 0)=1となり、安定しています。 Sを0にすると、X=NOT(0 AND 1)=1に変わります。 Xが1になったので、Y=NOT(1 AND 1)=0に変わります。 Yが0になっても、X=NOT(0 AND 0)=1のままです。 Sを1に戻しても、X=NOT(1 AND 0)=1のままです。 Y=NOT(1 AND 1)=0のままなので、X=1、Y=0で安定します。 【選択肢別解説】 1:× X=0、Y=0は、X=NOT(S AND Y)にS=1、Y=0を入れるとX=1となるので、安定した状態として成り立ちません。 2:× X=0、Y=1は操作前の状態です。 Sを一旦0にした時点でXが1に変わり、Sを1に戻しても元には戻りません。 3:○ Sを0にしたことでX=1、Y=0に変わり、Sを1に戻してもその状態が保持されます。 4:× X=1、Y=1は、Y=NOT(R AND X)にR=1、X=1を入れるとY=0となるので成り立ちません。 【ポイント】 NANDを2つたすき掛けにしたこの回路はRSフリップフロップで、入力を0にすると状態がセットまたはリセットされます。 入力を両方とも1にしている間は、直前の状態が保持されます。まとめて解く
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