修了試験 2017-12-10実施分 基本情報技術者試験 問16
次の条件で四つのジョブがCPU処理及び印刷を行う場合に,最初のCPU処理を開始してから最後の印刷が終了するまでの時間は何分か。 〔条件〕 (1) 多重度1で実行される。 (2) 各ジョブのCPU処理時間は20分である。 (3) 各ジョブはCPU処理終了時に400Mバイトの印刷データをスプーリングする。 スプーリング終了後にOSの印刷機能が働き,プリンタで印刷される。 (4) プリンタは1台であり,印刷速度は100Mバイト当たり10分である。 (5) CPU処理と印刷機能は同時に動作可能で,互いに影響を及ぼさない。 (6) スプーリングに要する時間など,条件に記述されていない時間は無視できる。
正答3
解説
正解は3です。 多重度1なので、CPU処理は1ジョブずつ20分ずつ順番に行われます。 各ジョブの印刷データは400Mバイトで、100Mバイト当たり10分なので印刷には40分かかります。 CPU処理と印刷は同時に進められますが、プリンタは1台なので、印刷はプリンタが空くまで待たされます。 【選択肢別解説】 1:× 120分は、CPU処理の合計80分に最後のジョブの印刷40分を足した値です。 印刷時間がCPU処理時間より長く、印刷待ちが生じることを考慮していません。 2:× 160分は、4ジョブの印刷時間の合計だけの値です。 最初のジョブのCPU処理20分が終わるまで印刷は始まらないので、それを加える必要があります。 3:○ 最初の印刷は20分後に始まり、そこから4ジョブ分の印刷40分×4=160分が途切れずに続きます。 20+160=180分です。 4:× 240分は、CPU処理と印刷を同時に行わず、すべて順番に行った場合の値(20×4+40×4)です。 【計算】 ジョブ1は、CPU処理が0~20分、印刷が20~60分です。 ジョブ2は、CPU処理が20~40分で、プリンタが空く60分から100分まで印刷します。 ジョブ3は、CPU処理が40~60分で、100分から140分まで印刷します。 ジョブ4は、CPU処理が60~80分で、140分から180分まで印刷します。 最後の印刷が終わるのは180分後です。 【ポイント】 スプーリングは、印刷データをいったん補助記憶に書き出し、CPUが印刷の完了を待たずに次の処理へ進めるようにする仕組みです。 タイムチャートを描いて、どの資源がボトルネックかを見極めるのが解き方の基本です。まとめて解く
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