修了試験 2016-12-11実施分 基本情報技術者試験 問40
手順に示す電子メールの送受信によって得られるセキュリティ上の効果はどれか。 〔手順〕 (1) 送信者は,電子メールの本文を共通鍵暗号方式で暗号化し(暗号文),その共通鍵を受信者の公開鍵を用いて公開鍵暗号方式で暗号化する(共通鍵の暗号化データ)。 (2) 送信者は,暗号文と共通鍵の暗号化データを電子メールで送信する。 (3) 受信者は,受信した電子メールから取り出した共通鍵の暗号化データを,自分の秘密鍵を用いて公開鍵暗号方式で復号し,得た共通鍵で暗号文を復号する。
正答4
解説
正解は4です。 共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を組み合わせたメールの送受信で、得られるセキュリティ上の効果を問う問題です。 手順では、本文を共通鍵で暗号化し、その共通鍵を受信者の公開鍵で暗号化して送ります。 共通鍵を取り出せるのは、受信者の秘密鍵をもつ受信者だけです。 【選択肢別解説】 1:× 手順には受信者から送信者への確認の通知がないので、送達確認はできません。 2:× 受信者の公開鍵は誰でも入手できるので、第三者でも同じ手順でメールを作れます。 送信者の署名がないので、なりすましは検出できません。 3:× ハッシュ値やディジタル署名を使っていないので、改ざんの有無は検出できません。 4:○ 本文を復号できるのは受信者の秘密鍵をもつ受信者だけなので、第三者に本文の内容が漏れることを防げます。 【ポイント】 このように共通鍵と公開鍵を組み合わせる方式をハイブリッド暗号方式といいます。 処理の速い共通鍵暗号で本文を暗号化し、鍵の受渡しだけを公開鍵暗号で行います。まとめて解く
修了試験 2016-12-11実施分を通しで解く(80問)→