修了試験 2016-06-12実施分 基本情報技術者試験 問9
パイプライン制御を適切に表しているものはどれか。 ここで,図中の記号Dは解読,Eは実行,Fはフェッチとする。

正答3
解説
正解は3です。 パイプライン制御は、命令の処理を段階に分け、複数の命令の異なる段階を重ねて並行に実行する方式です。 命令はフェッチ(F)、解読(D)、実行(E)の順に処理されます。 フェッチは主記憶から命令を取り出すことで、取り出した後でなければ解読できません。 図から、各選択肢は次のように読み取れます。 選択肢1(図のア)は、F、D、Eの順で、命令1が終わってから命令2が始まり、重なりがありません。 選択肢2(図のイ)は、各命令がD、F、Eの順です。 命令2は命令1のEと同じサイクル(2サイクル後)から始まり、命令3もさらに2サイクル後から始まります。 選択肢3(図のウ)は、F、D、Eの順で、命令2は1サイクル遅れて始まり、命令3もさらに1サイクル遅れます。 選択肢4(図のエ)は、D、F、Eの順で、命令1と命令2が同時に始まり、命令3は1サイクル遅れて始まります。 【選択肢別解説】 1:× 命令を1つずつ順番に処理する逐次制御であり、段階の重なりがありません。 2:× フェッチより前に解読を行っており、命令を取り出す前に解読することはできません。 3:○ F、D、Eの正しい順序で、1サイクルずつずらして重ねて実行しており、パイプライン制御です。 4:× 処理の順序がD、F、Eで誤っています。 また、命令1と命令2が同じ段階を同時に使っており、パイプラインの形と異なります。 【ポイント】 パイプラインでは、ある命令のDと次の命令のFが同じサイクルに重なります。 段階の順序がF、D、Eであることと、1段階ずつずれていることの両方を確認します。まとめて解く
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