修了試験 2016-01-24実施分 基本情報技術者試験 問77
工場で,ある原料から生産している3種類の製品A,B及びCの単位量当たりの製造時間と原料所要量及び利益額を表に示す。 この工場の月間合計製造時間は最大240時間であり,投入可能な原料は月間150kgである。 このとき,各製品をそれぞれどれだけ作ると最も高い利益が得られるかを求めるのに用いられる手法はどれか。 (表)製品|A|B|C/製造時間(時間)|2|3|1/原料所要量(kg)|2|1|2/利益額(千円)|8|5|5
正答3
解説
正解は3です。 この問題は、製造時間と原料という制約条件のもとで、利益を最大にする生産量を求める問題です。 制約条件と利益がいずれも生産量の1次式で表せるので、線形計画法(LP:Linear Programming)を用います。 A、B、Cの生産量をx、y、zとすると、2x+3y+z≦240、2x+y+2z≦150のもとで、8x+5y+5zを最大にする問題になります。 【選択肢別解説】 1:× 移動平均法は、時系列データの平均を一定期間ずつずらしながら求め、傾向をつかむ手法です。 需要予測や在庫の評価に使われ、利益最大化の手法ではありません。 2:× 最小二乗法は、データとの誤差の二乗和が最小になるように回帰直線などを求める手法です。 制約条件のもとでの最適化には使いません。 3:○ 線形計画法は、1次式の制約条件のもとで、1次式で表した目的の値を最大または最小にする手法です。 本問のような生産計画に用いるので正しいです。 4:× 定量発注法は、在庫が発注点まで減ったら一定量を発注する在庫管理の方式です。 生産量の最適化の手法ではありません。 【ポイント】 「限られた資源(時間・原料)で利益を最大にする」と読んだら線形計画法です。 需要予測の移動平均法、在庫管理の定量発注法とは目的が異なります。まとめて解く
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