修了試験 2015-12-20実施分 基本情報技術者試験 問36
A社のWebサーバは,認証局で生成したWebサーバ用のディジタル証明書を使ってTLS通信を行っている。 A社のWebサーバにTLSを用いてアクセスしたときのPCがサーバのディジタル証明書を入手した後に,認証局の公開鍵を利用して行うものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。 TLS(Transport Layer Security)では、Webサーバがディジタル証明書をPCに送り、PCはその証明書が本物かどうかを確かめます。 証明書には認証局(CA)のディジタル署名が付いているので、PCは認証局の公開鍵でその署名を検証します。 【選択肢別解説】 1:× 共通鍵(またはその元になる情報)は、証明書に含まれるサーバの公開鍵で暗号化してサーバに送ります。 認証局の公開鍵で暗号化すると、認証局の秘密鍵をもたないサーバは復号できません。 2:× 公開鍵で暗号化されたデータを復号するのは、対応する秘密鍵です。 また、共通鍵は認証局とは関係のない情報なので、認証局の公開鍵で復号することはありません。 3:○ PCは、証明書に付いている認証局のディジタル署名を、認証局の公開鍵で検証します。 これにより、証明書が正規の認証局から発行され、改ざんされていないことを確認できます。 4:× 利用者が送る秘匿データは、TLSで共有した共通鍵で暗号化して送ります。 認証局の公開鍵では暗号化しません。 【ポイント】 TLSで使う鍵は、「証明書の検証は認証局の公開鍵」「共通鍵の受け渡しはサーバの公開鍵や鍵交換」「データの暗号化は共通鍵」と役割が分かれています。 認証局の公開鍵は、ブラウザなどにあらかじめ組み込まれたルート証明書から得ます。まとめて解く
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