修了試験 2015-12-20実施分 基本情報技術者試験 問23
入力XとYの値が同じときにだけ,出力Zに1を出力する回路はどれか。

正答3
解説
正解は3です。 XとYが同じとき(ともに0、またはともに1)だけZが1になる回路は、一致回路(否定排他的論理和、XNOR)です。 論理式ではZ=X・Y+(NOT X)・(NOT Y)と表せます。 図の4つの回路は、XとYを入れる上段のゲート、NOT XとNOT Yを入れる下段のゲート、両者を結ぶ最終段のゲートという同じ形で、ゲートの種類だけが異なります。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)はすべてANDゲートです。 Z=X・Y・(NOT X)・(NOT Y)となり、XとNOT Xが同時に1になることはないので、Zは常に0です。 2:× 選択肢2(図のイ)はすべてORゲートです。 Z=X+Y+(NOT X)+(NOT Y)となり、XとNOT Xのどちらかは必ず1なので、Zは常に1です。 3:○ 選択肢3(図のウ)はすべてNANDゲートです。 最終段のNANDは、ド・モルガンの法則により「上段の出力の否定」と「下段の出力の否定」のORになります。 上段の否定はX・Y、下段の否定は(NOT X)・(NOT Y)なので、Zは一致回路の式になります。 4:× 選択肢4(図のエ)はすべてNORゲートです。 同様に計算するとZ=(X+Y)・((NOT X)+(NOT Y))となり、XとYが異なるときに1になる排他的論理和(XOR)です。 【真理値表による確認(選択肢3)】 X=0、Y=0のとき、上段は1、下段は0なので、Zは1です。 X=0、Y=1のとき、上段は1、下段は1なので、Zは0です。 X=1、Y=0のとき、上段は1、下段は1なので、Zは0です。 X=1、Y=1のとき、上段は0、下段は1なので、Zは1です。 【ポイント】 AND-OR構成の回路は、すべてのゲートをNANDに置き換えたNAND-NAND構成で実現できます。 この性質は回路図の問題で頻出です。まとめて解く
修了試験 2015-12-20実施分を通しで解く(80問)→