修了試験 2014-07-27実施分 基本情報技術者試験 問80
S社が備品を購入するとき,購入先のK社と図の手順で取引を行っている。 この取引手順の中で,売買契約が成立するのはどの時点か。 ここで,取引の内容は見積書以降の取引手順を通じて変わらないものとする。

正答2
解説
正解は2です。 図では、S社とK社の間で時間の順に書類がやり取りされます。 ①はS社からK社への注文書、②はK社からS社への注文請書、③はK社からS社への納品と納品書、④はS社からK社への受領書の矢印に付いた番号です。 売買契約は、一方の申込みに対して相手が承諾し、意思表示が合致したときに成立します。 【選択肢別解説】 1:× ①の注文書は、S社が購入を申し込む意思表示です。 申込みだけでは、まだ相手が承諾していないので契約は成立しません。 2:○ ②の注文請書は、K社が注文を承諾する意思表示です。 申込みに対する承諾がなされた時点で両者の意思が合致し、売買契約が成立します。 3:× ③の納品と納品書は、成立した契約に基づいてK社が商品を引き渡す履行の段階です。 契約はそれより前に成立しています。 4:× ④の受領書は、S社が商品を受け取ったことを示す書類です。 契約の成立ではなく、履行を確認する段階です。 【ポイント】 見積書は契約の前段階、注文書が申込み、注文請書が承諾です。 出題当時の民法では、離れた者どうしの契約は承諾を発信した時点で成立するとされていました。 なお、2020年4月施行の改正民法では、承諾が相手に到達した時点で成立するように改められています。まとめて解く
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