修了試験 2012-07-22実施分 基本情報技術者試験 問22
システム全体のスループットを高めるため,主記憶装置と低速の出力装置とのデータ転送を,高速の補助記憶装置を介して行う方式はどれか。
正答1
解説
正解は1です。 低速な出力装置(プリンタなど)へ主記憶から直接データを送ると、CPUは出力が終わるまで待たされます。 そこで、出力データをいったん高速な補助記憶装置(磁気ディスク)に書き出し、そこから出力装置へ送ります。 この方式をスプーリング(SPOOL:Simultaneous Peripheral Operations On-Line)と呼びます。 【選択肢別解説】 1:○ スプーリングは、主記憶と低速な入出力装置との転送を、高速な補助記憶装置を介して行う方式です。 CPUは出力の完了を待たずに次の処理に進めるので、システム全体のスループットが高まります。 2:× スワッピングは、主記憶上のプログラムを丸ごと補助記憶装置に退避し、別のプログラムを主記憶に読み込む方式です。 主記憶の空きを作るための仕組みで、出力装置との転送方式ではありません。 3:× ブロッキングは、複数の論理レコードをまとめて1つのブロック(物理レコード)として読み書きする方式です。 入出力回数を減らす工夫ですが、補助記憶装置を中継する方式ではありません。 4:× ページングは、仮想記憶をページという固定長の単位に分け、主記憶と補助記憶の間で入れ替える方式です。 出力装置とのデータ転送の方式ではありません。 【ポイント】 スプーリングは「低速な入出力装置と主記憶の間に高速なディスクをはさむ」と覚えます。 スワッピングとページングは、主記憶と補助記憶の間の入替えの仕組みとして区別しましょう。まとめて解く
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