修了試験 2012-06-24実施分 基本情報技術者試験 問17
CPUが1台で,入出力装置(I/O)が同時動作可能な場合の二つのタスクA,Bのスケジューリングは図のとおりであった。 この二つのタスクにおいて,入出力装置がCPUと同様に,一つの要求だけを発生順に処理するように変更した場合,両方のタスクが終了するまでのCPU使用率はおよそ何%か。

正答3
解説
正解は3です。 入出力装置(I/O)を1台にしたときのCPU使用率を求める問題です。 図を目盛り1つを1単位として読み取ります。 タスクAは、CPU2単位、I/O 8単位、CPU3単位、I/O 4単位、CPU3単位の順です。 タスクBは、2単位の待ちの後、CPU2単位、I/O 4単位、CPU2単位、I/O 4単位、CPU3単位の順です。 CPUの使用時間の合計は、Aが8単位、Bが7単位で、15単位です。 【計算】 I/Oが一つの要求だけを発生順に処理する場合を、時刻を追ってたどります。 時刻0から2まで、AがCPUを使います。 時刻2から10まで、AがI/Oを使い、その間の時刻2から4まで、BがCPUを使います。 Bの時刻4のI/O要求は、Aの入出力が終わる時刻10まで待たされ、時刻10から14まで処理されます。 時刻10から13まで、AがCPUを使います。 Aの時刻13のI/O要求は、Bの入出力が終わる時刻14まで待たされ、時刻14から18まで処理されます。 時刻14から16まで、BがCPUを使います。 Bの時刻16のI/O要求は、時刻18まで待たされ、時刻18から22まで処理されます。 時刻18から21まで、AがCPUを使い、Aが終了します。 時刻22から25まで、BがCPUを使い、Bが終了します。 両方が終わるまでの時間は25単位です。 CPU使用率は、15÷25=0.6で、60%です。 【選択肢別解説】 1:× 43%は計算結果と一致しません。 CPU使用時間15単位を全体25単位で割ると60%です。 2:× 50%は計算結果と一致しません。 全体は30単位ではなく25単位です。 3:○ CPU使用時間15単位÷全体25単位=60%で、計算結果と一致します。 4:× 75%は、変更前の図の全体20単位で割った値です。 I/Oの順番待ちで全体が25単位に延びることを考慮していません。 【ポイント】 資源が1台になるとCPUの使用時間は変わらず、待ち時間だけが増えます。 タイムチャートの問題は、資源ごとに「いつ空くか」を1単位ずつ追うと確実です。まとめて解く
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