修了試験 2011-07-02実施分 基本情報技術者試験 問10
次の図のうち,パイプライン制御の説明として適切なものはどれか。 ここで,図中の各記号の意味は次のとおりである。 F:命令呼出し,D:解読,A:アドレス計算,R:オペランド呼出し,E:実行

正答3
解説
正解は3です。 パイプライン制御は、命令の処理をF、D、A、R、Eの段階に分けます。 そして、前の命令が次の段階へ進んだら、すぐに次の命令の最初の段階を始めることで、複数の命令を並行して処理します。 図では、各命令の開始位置がどれだけずれているかに注目します。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)は、命令1のEが終わってから命令2のFが始まり、重なりが全くありません。 命令を1つずつ順番に処理する逐次制御です。 2:× 選択肢2(図のイ)は、命令2が命令1のRの位置(4段階目)から始まり、命令3も命令2のRの位置から始まります。 前の命令と重なるのは2段階分だけで、3段階ずつずれています。 1段階ずつずらして流すパイプラインにはなっていません。 3:○ 選択肢3(図のウ)は、命令2が命令1より1段階、命令3がさらに1段階遅れて始まります。 異なる段階が同時に並行しており、パイプライン制御を正しく表しています。 4:× 選択肢4(図のエ)は、命令1と命令2が同じタイミングで同じ段階を実行しています。 複数の命令を同時に実行するスーパスカラの考え方で、単純なパイプラインの説明ではありません。 【ポイント】 パイプラインは「1段階ずつずらして重ねる」図になります。 同じ段階を複数の命令が同時に行う図はスーパスカラと区別しましょう。まとめて解く
修了試験 2011-07-02実施分を通しで解く(80問)→