修了試験 2011-07-02実施分 基本情報技術者試験 問3
浮動小数点演算において,絶対値の大きな数と絶対値の小さな数の加減算を行ったとき,絶対値の小さな数の有効けたの一部又は全部が結果に反映されないことを何というか。
正答3
解説
正解は3です。 浮動小数点数の加減算では、指数をそろえるために小さい方の数の仮数部を右へずらします。 このとき、あふれた下位のけたは捨てられます。 本問はこの誤差の名前を問うています。 【選択肢別解説】 1:× 打切り誤差は、無限に続く級数計算や反復計算を有限の回数で打ち切ることによって生じる誤差です。 大小の数の加減算で起こる現象ではありません。 2:× けた落ちは、値がほぼ等しい数どうしを減算したときに、上位のけたが打ち消し合って有効けた数が大きく減る現象です。 絶対値の大きさが違う数の演算ではありません。 3:○ 情報落ちは、絶対値の大きな数と小さな数を加減算したとき、小さな数の有効けたの一部または全部が結果に反映されない現象です。 問題文の説明と一致します。 4:× 絶対誤差は、真の値と近似値との差の大きさを表す尺度です。 特定の現象の名前ではありません。 【ポイント】 情報落ちを防ぐには、絶対値の小さい数どうしを先に足してから大きい数に加えるという順序の工夫が有効です。 「けた落ち=近い数の引き算」「情報落ち=大小の数の足し引き」と対で覚えましょう。まとめて解く
修了試験 2011-07-02実施分を通しで解く(80問)→