正答3
解説
正解は3です。
データベースの障害回復の方法について、正しい記述を選ぶ問題です。
障害回復には、更新前の状態に戻すロールバックと、更新後の状態まで進めるロールフォワードがあります。
どちらもログ(ジャーナル)に記録された情報を使います。
【選択肢別解説】
1:× 一世代前の内容だけでは、それ以降の更新が失われてしまいます。
システムダウンへの備えとしては、同一のコピーを持つ二重化や、バックアップとログの組合せが有効です。
2:× ログファイルには、更新前の情報と更新後の情報の両方を記録します。
更新前の情報はロールバックに、更新後の情報はロールフォワードに使うので、どちらも欠かせません。
3:○ ロールバックは、トランザクションの実行中に障害が起きたとき、更新前ログを使ってトランザクション開始直前の状態に戻す処理です。
OLTP(On-Line Transaction Processing:オンライントランザクション処理)でのデータの整合性を保てます。
4:× ロールフォワードでは、ダンプを書き戻した後、更新後ログを使ってダンプ以降の更新を反映し直します。
障害発生の直前の状態まで復旧できるので、更新データの一部が反映されないという説明は誤りです。
【ポイント】
ロールバックは更新前ログで「戻す」、ロールフォワードはバックアップと更新後ログで「進める」と覚えます。
ロールバックはトランザクション障害、ロールフォワードは媒体障害の回復で主に使われます。