正答4
解説
正解は4です。
システムの性能評価の考え方を問う問題です。
性能評価の代表的な指標には、スループット(単位時間当たりの処理件数)、応答時間、ターンアラウンドタイムがあります。
【選択肢別解説】
1:× MIPS(Million Instructions Per Second)は、1秒間に実行できる命令数を百万単位で表したCPUの性能指標です。
OLTP(オンライントランザクション処理)の性能評価には、トランザクションの処理件数を基にしたTPC-Cなどが用いられます。
2:× 応答時間やターンアラウンドタイムは、処理を依頼してから結果を受け取るまでの時間です。
システムの利用者の視点に立った指標であり、運用管理者の視点に立った指標ではありません。
3:× システム資源の使用率が高くなると、処理の待ち時間が増えます。
そのため、応答時間は短くなるのではなく、長くなるのが一般的です。
4:○ 単位時間内に処理できるトランザクションやジョブの件数は、スループットと呼ばれます。
システムがどれだけの処理能力をもつかを表すので、性能評価に重要な指標です。
【ポイント】
スループットはシステム全体の処理能力、応答時間やターンアラウンドタイムは利用者から見た速さを表します。
資源の使用率が上がるほど待ち時間が急に増えることは、待ち行列理論でも示されます。